2023~

主に劇場公演の雑感

「重力シンパシー」公演(大竹ひとみ 生誕祭)雑感(2023/1/30 18時30分開演)

重力シンパシー

4研(死語)ヲタクから始まったアケカス人生

チームAは敷居が高い。

 

一時期チームA(に所属しているメンバー)のおたくをしていて、その後も何だかんだ目撃者公演に3回ほど入ったりはしていたのですが、向井地チームAがスタートしてからというもの、チームAという存在から距離をとってしまっている自分がいた。

 

それは新公演(詰まるところは既存曲の詰め合わせですが)(そう言うとセトリを組んだおんちゃんのおたくさんに怒られる)に対する抵抗感であったり、単に所属しているメンバーさんたちに対する興味の度合いであったりするわけで。

 

そんなこんなわけで、新チームがスタートしてからというもの、重力シンパシー公演をオンデマで通して見たのは片手で数えるほどであったように思う。

 

得てしてそういう時ほどハマったときの跳ね方が大きいものだ。

 

昨年12月末

師走を走り切り、休暇に突入したある日。その日は重力シンパシー公演の日であった。自分にとって、しばらくぶりの重力シンパシー。しばし迷った後、再生ボタンをクリックする。

 

良かった。シンプルに良かった。

ほんの少し生で見たくなった。

 

年が明け、映像倉庫で武道館初日の配信が始まった。

齋藤陽菜さんが良い。とても良い。生で見たい。

 

歌唱力ナンバーワン決定戦を見る。

チームAが良い。岩立さん、大竹さん、齋藤さん、福岡さん、道枝さん、特に吉橋柚花さんのダウナーな「ここでキスして。」が刺さった。

生でゆず恋したい…

 

応募、当選

 

全体的な話

【出演メンバー】

岩立沙穂・大竹ひとみ・齋藤陽菜・清水麻璃亜永野芹佳福岡聖菜・馬嘉伶・吉橋柚花

 

※プレートが反射してしまうので少し角度をずらして撮りました。

 

「男女交際向いてないんだよね〜♪」を繰り返し聞きながら開演を待つ。何度聞いても本当にしょーもないフレーズだと感じる。"本当に"向いてない側なので。笑

 

 

重力シンパシー」公演は心地良い。

 

「今のチームAで公演の一曲一曲に色をつけていきたいと思ったので、この公演を選びました」

 

初日に向井地美音さんがこのようなことを言っていたようだけど、個人的には新鮮さとともに懐かしさが同居していて心地良さを感じた。生で見たことが少ないメンバーさんとあまり聞かない曲の組合せで新しく色がついた新鮮さとともにやってくる懐かしさ。思い出が味方になる。

 

かつて一度も見ることなく千秋楽を迎えてしまったミネルヴァ公演のことを思い出す「M3:重力シンパシー」。この座席(幸運なことに良席でした)でミネルヴァ公演を見ることができたらな…と、ほんの少しのないものねだり。

 

「M6:君のc/w」で梅田チームBウェディング公演を思い出しながら、はーたんのピンクの衣装で思い出を優しく上書きしたつもりが、「M7:思い出す度につらくなる」を初めてしっかりと聞いたら、少し(かなり)心が疼いて…

 

「M11:涙に沈む太陽」も懐かしの梅田チームB公演の曲だけど、8人バージョンでの動きを見ると何とも新鮮で別の曲にすら見えた。「M10:1994年の雷鳴」もそう。

 

まとまらないのでこのくらいにします。

 

メンバーさんたちについて

一言でいえば、大人の女性が多くて安心感があった。

アイドルとしてのスタイルに留まらず、それぞれ自らのライフスタイルを確立しているように見えるメンバーさんばかりで、そのあたりも「心地良さ」に繋がっていたのかもしれない。あとは元・岩立チームB率が高かったのも、その一因かも。

 

あ、ちなみにこれは正解でした。

さて…

 

公演前の日中に岩立さんの駅弁レポのロケ地を訪問して岩立ガチ恋(死語)の機運も高まっていたので、真っ先に岩立さんに目がいく。「M1:女神はどこで微笑む?」での気高さに少々気おされていたら、不意に岩立さんの優しい眼差しが降ってきた。少し照れてしまった。照れるな。

 

「M16:旅立ちのとき」が終わり、岩立さんだけマイクスタンドを片付けようとして未遂に終わるも、結局片付けるという選択が正解だったっぽくて、ガッツポーズしている岩立さんが面白かった。集合写真でとっぱポーズをするのに小指が立っちゃうところもかわいかった。岩立さんはいつ見てもかわいい。いくつになってもかわいい。

 

永野芹佳さんが良かった。

先日の雫公演でもポーカーフェイスで踊り切る永野さんに惹かれていたので、今日もついつい目で追ってしまう。

そして、凛とした瞳でしなやかに踊る永野さんを見ながら、ふと思う。永野さんは東京で活動することに対してどんな思いを抱いてこの舞台に立っているのだろうかと。余計なことか。

「M8:お手上げララバイ」の目潰しのところ、一瞬なのに永遠だった。

 

福岡聖菜さんのことを見るのもいつぶりだろう。清い。正しい。美しい。せいちゃんなんてもう呼べない。

 

個人的に齋藤陽菜さんが本日一番のお目当てだったわけですが、十二分に拝ませてもらった。なぜこんなに気になるようになったのかを少し考えてみたけれど、表情が柔らかくなったことが大きいのかなと思った。緩く巻いた髪も柔らかそうだった(キモ)

 

清水さんの睫毛はいつ見ても綺麗だ。自信ありげな目でこちらを見つめられると、ついこちらも強く見返したくなる。

 

座った場所的な問題もあって、ゆず恋出来なかった。する余裕がないくらい盛りだくさんすぎた。今日の唯一残念だったこと(自分のせい)

 

まちゃりんが手つなの頃に比べて、めちゃくちゃ良くなっていた。表情もハイキックも髪を使った魅せ方も。MCでネタにされていた日本語修得のことといい、服の製作といい、人一倍の努力の人なのだろうと思う。

 

本日の主役、大竹さんの曲中の表情を見ていると目を離せなくなる。表情といえば、やっほーさっほーチームBの「夜風の仕業」に言及しないわけにはいかない。きちんと言及するほどの言葉を持ち合わせていないのが悔しいが、素晴らしかった。大竹さんは強く射抜く視線もいいけれど、伏し目がちのところが特に好き。ダンスも独特のキレがあって好き。見せ方が分かっているダンスを見ているのは心地良い。

 

 

生誕パート

組閣で距離が縮まりスノボまで行った話をしていたゆず恋さんからのお手紙。大竹さんの人に寄り添える優しさを感じさせるエピソードを聞きながら、大盛真歩さんに絡まれて過剰飲酒した話(SR切り抜き)を思い出していた。

ファンへの優しさとともに、アイドルとして現実と向き合いつつ意志の強さを感じさせる大竹さんのスピーチを聞きながら、一人のアイドルさんと向き合う勇気すら持てずに自分なりのおたく観に縛られて時間がただ過ぎ去るのを待つだけの自分についてしばし考えてしまった(自己愛)

 

寝る前に言語化できるものはしてしまおうと試みたものの、結局のところ言いたいことが何なのか途中から分からなくなったのはご愛嬌ということで。

とにかく重力シンパシー公演の良さを今更発見してしまったので、近いうちにもう一度入りたいものです。特に、“こみ”がいる重力シンパシーはまた色が違う気がするのでいつか見てみたい。

 

(完)